「パフェ」と「パルフェ」、「サンデー」の違いとは?

2019年6月20日

「パフェ」や「サンデー」が無性に食べたくなることってありますよね?

女性だけでなく男性も食べたくなるときがありますが、頼む恥ずかしさから注文するのをやめてしまったなんて経験もあるかもしれません。

では、「パフェ」と「サンデー」の違いというのは何なのでしょうか?

そして、似たようなメニューで「パルフェ」というのもありますね。

今回は「パフェ」と「パルフェ」、「サンデー」の違いについてお伝えします。

パフェ

「パフェ」はフルーツソースやヨーグルト、ムースなどが層になっていて、果物やホイップクリーム、アイスクリームなどが盛り付けられたデザート

フランス語の「parfait(パルフェ)」が語源で、意味は「完璧」。

初めて作られたのは20世紀で、歴史は比較的浅いです。

そして、英語圏に伝わったときに「パルフェ」から「パフェ」に変化しました。

「パフェ」が伝わって来た後、日本独自の変化をとげ、細長いガラス容器に入れられて提供される今のような形に。

パルフェ

「パルフェ」は「パフェ」の元となったフランス人シェフ考案のデザート

元々は「完璧なコーヒー」という意味をもつ「Parfait au café(パルフェ・オ・カフェ)」という生クリームをコーヒーに加えて冷やして固めた氷菓でした。

現在のフランスの「パルフェ」は卵黄に砂糖やホイップクリームを混ぜたものを型につめて冷凍し、ソースやフルーツを添えて盛り付けたデザートとなっています。

また、日本ではパフェと同じメニューでお店によって言い方が変わる程度ですが、お皿で提供するものを「パルフェ」、細長いガラス容器で提供されるものを「パフェ」と区別しているお店もあります。

「パフェ」はお皿盛りで出されることがほとんどありませんが、「パルフェ」はお皿で出されるものもあれば細長いガラス容器で出される場合もあるでしょう。

サンデー

「サンデー」はアイスクリームにフルーツソースやナッツ、ホイップクリームなどをかけたデザート

「sundae(サンデー)」はアメリカ生まれ。

元々、日曜日を表す「sunday」でしたが、宗教的な問題から変更されたと言われています。

また、メニューを記載するときに綴りを間違ったという説も。

詳しい起源は定まっていませんが、宗教的な問題で変更したという説の方が有力。

日本では「パフェ」と変わらないメニューで、平たい器に盛り付けられているものを「サンデー」と呼ぶことが多いです。

「パフェ」と「パルフェ」、「サンデー」の違いは?

「パフェ」と「パルフェ」、「サンデー」に明確な差はなく、呼び方は作り手次第

細長い器のものを「パフェ」や「パルフェ」、平たい器に盛り付けられているものを「サンデー」と呼ぶ傾向がややありますが、そうでないものも呼びます。

また、完成したデザートが大きい場合が「パフェ」や「パルフェ」、小さい場合が「サンデー」と言う方もいますが、これも別にそうでなくても呼ぶでしょう。

 

今回は「パフェ」と「パルフェ」、「サンデー」の違いについてお伝えしました。

3つの中では「パフェ」が一番浸透していて、そう呼ばれるものが多いのではないでしょうか?

ぜひ参考にしてみてください。