「ガレージセール」と「バザー」、「フリーマーケット」の違いとは?
思わぬ掘り出し物に巡り会えるかもしれない「フリーマーケット(フリマ)」。
「フリーマーケット」に似た催しに「ガレージセール」と「バザー」があります。
「バザー」は幼稚園や町内会で開催されるイメージですね。
今回は「ガレージセール」と「バザー」、「フリーマーケット」の違いについてお伝えします。
ガレージセール
「ガレージセール」は不要になった家具などを庭やガレージ(車庫)で売ること。
1970年代のアメリカではリサイクル運動の1つとして流行しました。
日本では「フリーマーケット」と似たような意味で使われることがほとんど。
ネットのフリーマーケットのアプリの名前になっていたり、店舗や施設で行われたりしています。
バザー
「バザー」は学校や協会などの施設で保護者や関係者から不用品を集めて売り、利益は運営費に充てられるイベント。
「ガレージセール」では利益は個人のものですが、「バザー」は物を寄付してその利益は運営側に募金という形となります。
利益を配らない代わりに、軽食や簡単なゲームなどで参加者が楽しめるように配慮されていることが多いです。
また、日本でも教会でバザーが行われていますが、どちらかというと幼稚園や保育園、小学校などで開催されているイメージでしょう。
フリーマーケット
「フリーマーケット」は公園や駐車場などで不用品を販売するイベント。
「フリー」は自由の方の「Free」を使われる場合もありますが、元々は「Flea」。
「Flea」はフランス語で蚤(ノミ)の意味で、「ノミが沸いた古着がたくさん売られていた」や「ノミのように人がたくさん訪れた」などからその名がついたと言われていますが、語源の詳細は不明。
そして、日本でも「蚤の市(のみのいち)」が開かれていますが、これは「フリーマーケット」と同じ意味です。
また、「フリーマーケット」も「ガレージセール」のようにネットでも開催されています。
ネットの「フリーマーケット」は「ネットオークション」に近いものがあり、不用品でないものが転売されていることも少なくありません。
「ガレージセール」と「バザー」、「フリーマーケット」の違いとは?
「ガレージセール」と「フリーマーケット(蚤の市)」は販売した人の利益になりますが、「バザー」は運営費となります。
「バザー」で店員をした人に運営費の一部からお金を払うことはありますが、完全にボランティアの場合もあるでしょう。(そのあたりの采配は運営次第)
また、不用品を売ることは共通です。
今回は「ガレージセール」と「バザー」、「フリーマーケット」の違いについてお伝えしました。
似たような言葉ですが、「バザー」だけが少し違います。
ぜひ参考にしてみてください。
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