「cute」と「pretty」、「adorable」、「sweet」の違いとは?
可愛い(kawaii)は世界でも通じ、21世紀に世界に最も広まったといっても過言ではない言葉です。様々な場面で使える万能ワードであり、ポジティブワードでもあります。
そんな「可愛い」を表現する英語はたくさんあり、「cute」や「pretty」、「adorable」、「sweet」がそうです。ただ、この4語は日本語の可愛いほどは使える範囲が広くなく、使う場面が限定されています。「可愛い」のようにいろんな場面で使いやすいのは「lovely」でしょう。
今回はそんな「cute」と「pretty」、「adorable」、「sweet」の違いについてお伝えします。
cute
「cute」は子どもや小さい動物、ぬいぐるみなどの品物が可愛いときに使う単語。
小さい動物というのは子猫や子犬でなく、成猫や成犬でも体が小さければ使います。
また、人に対して使う場合は若さや子供っぽさというニュアンスが含まれ、見た目が年齢以上に若いときやあどけなさが残るような場合に使う言葉です。
そして、主に女子に対して使う言葉でしたが、最近は男性に対しても使います。見た目がかっこいい人やハンサムな人に使い、日本でいう「イケメン」に対して使う言葉でしょう。
pretty
「pretty」は綺麗な景色や花、成人した女性の外見などに使う言葉。
可愛いというニュアンスも含みますが、綺麗や美しいという意味合いが強めです。美しいということで「beautiful」に近い使われ方をしますが、「beautiful」ほど大げさではなく、気軽に使えます。
また、上品というニュアンスもあり、女性への褒め言葉としては適した言葉。でも、男性に対しては使えません。
adorable
「adorable」は子どもや動物、可愛らしい動作に対して使う言葉。
愛おしいというニュアンスを含み、赤ちゃんを褒めるときや子どもの仕草が可愛いとき、母性本能がくすぐられる動物を見たときなどに使うといいでしょう。
「pretty」よりは「cute」の方が近いです。
ちなみに、男性や景色に対しては使いません。
sweet
「sweet」は子どもや可愛らしい動作に対して使う言葉。
「adorable」は子どもの可愛い動作に対して使いますが、「sweet」は大人の可愛い動作に対して使います。
赤ちゃんの見た目などにも使えますが、内面の可愛さを表すときに使う言葉でしょう。
「cute」と「pretty」、「adorable」、「sweet」の違い
「cute」は子どもや動物、可愛い物に使うのに対し、「pretty」は美しい風景や綺麗な女性、上品な女性に対して使う言葉です。「cute」は男性にも使えるのに対し、「pretty」は使えないという違いがあります。
また、「adorable」と「sweet」はどちらも可愛い動作に対して使いますが、赤ちゃんや子どもに対しては「adorable」、大人の可愛い動作(男女両方)に対しては「sweet」。
日本語の「可愛い」や英語の「lovely」のように様々な場面やものには使えないので、使うときは注意が必要です。
今回は「cute」と「pretty」、「adorable」、「sweet」の違いについてお伝えしました。
この4語を調べると日本語の「可愛い」の便利さをより感じられます。ただ、何でも使えるからと言って「可愛い」ばかり連呼していると呆れられてしまうこともあるので乱発はやめておいたほうがよさそうです。
ぜひ参考にしてみてください。
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