「本しめじ」と「ぶなしめじ」、「ブナピー」の違いとは?

きのこは工場で生産されるようになってから安定供給され、価格が安いので家庭の味方。

また、食物繊維が豊富でビタミンやミネラルも含む低カロリー高栄養食品です。

今回はそんなきのこ類の中で「しめじ」にピックアップ。

「本しめじ」と「ぶなしめじ」、「ブナピー」の違いについてお伝えします。

本しめじ

「本しめじ」はシメジ科シメジ属のキノコ

「香り松茸、味しめじ(匂い松茸、味しめじ)」という言葉があるように、きのこの中でも味が特に優れているのがこの本しめじです。

そして、生きた木の外生菌根菌のために人工栽培が困難とされていたきのこでしたが、1999年にタカラバイオなどによって人工栽培に成功。2004年頃から市場に流通もしています。ただし、天然物と人工栽培では風味が違い、天然物は今も希少価値があって高価です。(※高いといっても国産松茸ほどではありません。)

ぶなしめじ

「ぶなしめじ」はシメジ科シロタモギタケ属のキノコ

シメジ科ではありますが、本しめじとは別のきのこです。

そして、ややこしいのが人工栽培したぶなしめじが「ホンシメジ」として売られていた時期があること。1991年に林野庁によって正され、それ以降は「ぶなしめじ」として売られています。その前(ぶなしめじが本しめじとして売られる前)にはヒラタケ(ヒラタケ科ヒラタケ属のきのこ)が「シメジ」として売られていたこともありますが、これはぶなしめじが登場したことで自然と売れなくなってなくなっていきました。

ブナピー

「ブナピー」はホクト株式会社の登録商標(登録番号第13294号)

白いぶなしめじ同士を交配して誕生したきのこで、ぶなしめじの仲間の「ホワイトブナシメジ」のことです。

ちなみに、通常のぶなしめじよりもクセがなく、食感もプルンとしています。ブナピーの名前の「ピー」の部分もこのプルンとした食感からきているそうです。

「本しめじ」と「ぶなしめじ」、「ブナピー」の違いとは?

「ぶなしめじ」と「ブナピー」は同じ属の仲間ですが、「本しめじ」は属の違うきのこです。

ちなみに、しめじに関しては、ヒラタケがシメジとして売られたり、ぶなしめじが本しめじとして売られたりした過去があり、これがややこしくしています。過去のことは忘れ、「本しめじ」と「ぶなしめじ」は別物だと覚えておきましょう。

 

今回は「本しめじ」と「ぶなしめじ」、「ブナピー」の違いについてお伝えしました。

ぶなしめじが本しめじとして売られていたときもパッケージには小さく「ぶなしめじ」と書かれていることが多かったようです。そこに闇を感じますね。

ぜひ参考にしてみてください。