「スーパーマーケット」と「デパート」の違いとは?

2018年3月6日

日用品や食料品を買うのにはなくてはならない「スーパーマーケット」。

通販が充実した現代でも、夕食のおかずは「スーパー」で買う人がほとんどでしょう。

そして、「スーパーマーケット」よりも大規模で売っている商品の値段設定も高めなのが「デパート」というイメージがありますね。

でも、店舗規模が大きくて高級志向の「スーパー」というのもあり、そういうのを考えると頭の整理がつきません。

今回は「スーパーマーケット」と「デパート」の違いについてお伝えします。

スーパーマーケット

「スーパーマーケット」は売り場面積が250平方メートル以上で食料品や日用品をセルフサービス方式で買える小売業

食料品が70%を超えるものを「食料品スーパー」、衣料品が70%を超えるものを「衣料品スーパー」、生活用品が70%を超えるものを「住関連スーパー」と呼びます。

一般的に「スーパーマーケット」というと、「食料品スーパー」のこと。

また、「マーケット」を省略し、「スーパー」と呼ぶことも多いです。

ちなみに、「supermarket(スーパーマーケット)」は伝統的な市場を超える商店という意味で、市場(market)を超える(super)を合成して作られた造語

海外でも通じる言葉ですが、略した方の「スーパー(super)」は通じません。

ホームセンター

「ホームセンター」は「住関連スーパー」のうち、金物・荒物・種・種子が0%を超え70%未満のもの。

金属製の道具(金物)やほうきやちりとりなどの道具(荒物)、植物の種などを扱っていれば、「ホームセンター」です。

もちろん、「スーパーマーケット」の一種なので、売り場面積が250平方メートル以上である必要があります。

デパート

「デパート(百貨店)」は単一の企業が複数の分野の専門店を統一的に運営し、大規模な店舗にそれら専門店を集約した小売業

衣・食・住の各種商品を小売りし、そのいずれも小売販売額の10%以上70%未満の範囲内にあり、かつ対面販売方式の売り場が50%以上で、従業者が50人以上の事業所

3000平方メートル以上のもの(政令指定都市の場合は6000平方メートル以上)を「大型百貨店」、3000平方メートル未満のものを「その他百貨店」と呼びます。

わかりやすくいうと、「デパート」は色んな分野の商品を取り扱っていて店舗が大きく、対面販売の売り場が半分以上のところ。

「スーパーマーケット」と「デパート」の違いは?

「スーパーマーケット」と「デパート」は売り場面積セルフサービスか対面販売か、が大きく違うところです。

ちなみに、売り場面積が「デパート」並にあるところでもセルフサービスの方が多いと「総合スーパー(GMS)」となります。

 

今回は「スーパーマーケット」と「デパート」の違いについてお伝えしました。

店舗が大きかったら「デパート」というのもあながち間違っていません。

専門店が少なくてセルフサービスが多いと「総合スーパー」になるのがややこしいですね。

ぜひ参考にしてみてください。