「職種」と「業種」の違いとは?

面接では当たり前のように聞かれる言葉だけど、日常生活ではなかなか使う機会のない「職種」と「業種」。

何を指している言葉かわからないままだち、知らずのうちにとんちんかんな答えをしてしまっているかもしれません。さすがに、これだけが理由で落とされるということはないとは思いますが、学の浅い人だと思われてしまうきっかけになる可能性はあるでしょう。

特に、採用枠がもともと少ない転職の場合は、言葉でのミスは避けたいです。

では今回は、そんな「職種」と「業種」の違い、それに加えて「職業」と「業界」についてもお伝えします。

職種

「職種」は企業の中での仕事の種類です。

転職の面接で聞かれた場合は、「事務」や「総務」、「営業」、「マーケティング」、「研究」、「開発」などあなたが企業で担当していたことを答えればいいでしょう。

例えば、実家の農家を手伝っていた場合には「農家」と答えるべきで、業種である「農業」と答えるのはふさわしくありません。

また、求人でもこの職種の部分はチャックすべき項目。

新卒の大学生の場合、就活でどの職種でもいいからその会社に入りたいと考える人もいるかもしれませんが、何について学んできたり経験したりしてきたので○○をしたいときちんと答えられる人のほうが採用されやすいです。

転職の際も今までの経験を今度の仕事にどう活かせるかが答えられる人が求められています。

業種

「業種」は企業の事業の種類のこと。その企業が携わっている分野だと考えるとわかりやすいです。

農業や林業、漁業、製造業、サービス業などを答えるのが正解。

例えば、前職でプログラマーをしていたのなら「情報通信業」と答えるといいです。

ちなみに、業種には大分類、中分類、小分類があります。プログラマーを例にあげると、大分類が「情報通信業」、中分類が「情報サービス業」、小分類が「受託開発ソフトウェア業」です。

他業種の面接を受ける場合は大分類か中分類、同業種を受ける場合は小分類で答えた方が面接官にも伝わりやすいでしょう。

自分の職業の業種がわからないという方は総務省の日本標準産業分類で該当するものを探すといいです。

職業

「職業」は職務のことを大きく分けたもの

サラリーマンは食品会社や製薬会社など関係なく、営業職や事務職などの役割も関係なく「会社員」。市役所勤務や警察、消防などは「公務員」、自ら事業を行っている場合は「自営業」と大きいくくりです。

ちなみに、前の例にあった「プログラマー」と答えるのが間違いかというとそんなこともありません。

「職業」という言葉は、主に大きいくくりのものではありますが、細かいことを聞くときにも使います。

例えば、面接では職種や業種を聞かれることの方が一般的ですが、「前の職業は何でしたか?」と聞かれる場合もあるでしょう。そこで「会社員」と答えるのは答えとして最適とはいえないですよね。

そのあたりは臨機応変に対応し、相手が求めてることを考えて答えるようにしてください。

業界

「業界」は企業を産業や商業で分類したもの

「メーカー」や「商社」、「小売」、「金融」など業種とはまた違った分け方をします。

業界の分類はマイナビのサイトに詳しく書かれているので、それを参考にしてください。

ちなみに、セミナーやカウンセリングなどでは聞かれるかもしれませんが、面接で聞かれることはほぼない言葉です。「業界」よりも「業種」のことを頭に入れておきましょう。

「職種」と「業種」の違いは?

「職種」は企業の中での仕事分類、「業種」は企業が何をしているかで考えるとわかりやすいです。これを逆にしてしまうと、結構とんちんかんな答えになるので注意が必要。

また、「業種」というだけあって、「○○業」と「業」をつけて答えると覚えておくと間違いにくいです。

 

いかがでしたか?

今回は「職種」と「業種」の違いについてお伝えしました。

これを頭に入れておけば、面接でもミスをしなくてすむでしょう。

ぜひ参考にしてみてください。