「アリ」と「シロアリ」の違いとは?

梅雨の前後は「シロアリ」の発生しやすい時期。

家の柱まで食べる「シロアリ」は駆除を業者にお願いするほどの害虫ですね。

「シロアリ」ではなく、黒いアリのことを「アリ」と呼んでいます。

今回はそんな「アリ」と「シロアリ」の違いについてです。

アリ

アリ

「アリ」はハチ目スズメバチ上科アリ科の昆虫

日本にも270種類がいて、毒針は持っていないか、持っていても弱いものが多いです。(沖縄にいるアカカミアリなどは危険。)

でも、ハチ目でハチの仲間なので、海外には危険なアリも多数います。

火蟻はメディアにも取り上げられることがあるアリで、強い毒針をもっていて集団で襲い掛かってきて危険。

パラポネラ(銃弾アリ)は体長が2.5cm程度もあり、噛まれると激痛が24時間続く危険なアリです。

また、アリはハチのように社会性のある昆虫で、コロニーを作って生活しています。

8割が働き、2割がサボる「パレートの法則」を「働きアリの法則」ということもあるくらいです。

シロアリ

シロアリの被害

「シロアリ」はゴキブリ目シロアリ属の昆虫

アリと名前がついていますが、見た目が似ているだけで、ゴキブリの仲間です。

また、アリのように社会性があることも似ています。

そして、日本には22種類のシロアリがいて、建物に被害を与えるのはヤマトシロアリ、イエシロアリ、アメリカカンザイシロアリの3種類。

ちなみに、家に被害がなくても庭にシロアリがいることはよくあります。

たまたま見つけてしまって焦るかもしれませんが、家屋に被害が出ていなければ慌てなくてもいいでしょう。

また、「シロアリ」の天敵が黒い「アリ」だったりします。

「アリ」と「シロアリ」の違いとは?

「アリ」はハチの仲間で、「シロアリ」はゴキブリの仲間

見た目と社会性は似ているけど、全然違う昆虫です。

アリは基本が肉食(種類によっては違うものもいる)、シロアリは基本が草食。

アリは攻撃性が強いですが、シロアリは攻撃性が弱いです。

シロアリが柱などの木を食べているのも、人間にとっては害でしかありませんが、攻撃しているわけではありません。

また、アリが完全変態を行う昆虫なのに対し、シロアリは不完全変態の昆虫です。

 

いかがでしたか?

今回は「アリ」と「シロアリ」の違いについてお伝えしました。

これらは似ているようで実は全然違う虫でした。

アリはシロアリを捕食するので、庭の黒アリを退治してしまうとシロアリが増える場合があります。

また、シロアリは家屋に被害がなければ、土壌の中の微生物を繁殖しやすいようにしていて、土壌改良に貢献している虫です。

ぜひ参考にしてみてください。