ポップコーンの「バタフライ型」と「マッシュルーム型」の違いとは?

映画館での食べ物の定番といえば「ポップコーン」。

昔の映画は無声映画が基本。そこで、食べるときに音が小さく、においも少ない「ポップコーン」は適したお菓子だったため、定番化しました。

また、「ポップコーン」といえば、2013年~2015年頃にキャラメルなどでコーティングされたものが大流行。ちょっとお高いポップコーンでしたが、行列の絶えないお店もたくさんありました。ちなみに、流行り廃りが早く、そんな高級ポップコーン店も閉店が多く、コーティングされたポップコーンは映画館や遊園地などのアミューズメント施設で売られるのが主流となっています。

そして、ポップコーンをよく見ると形が違うということにお気づきでしょうか?

蝶々のような形をしている「バタフライ型」ときのこに似ている「マッシュルーム型」があります。別の言い方をすると、閉じ気味なのが「バタフライ型」、広がっているのが「マッシュルーム型」です。

では、このポップコーンの「バタフライ型」と「マッシュルーム型」の違いについてお伝えします。

バタフライ型

バタフライ型

ポップコーンはとうもろこしの爆裂種と呼ばれる品種のもので作ります。普段食べているとうもろこしは甘くて柔らかいスイートコーン(甘味種)で、これを火にかけても「ポップコーン」にはなりません。

そして、その爆裂種にも2つタイプがあり、ポップコーンにしたときに蝶々のような形になるのが「バタフライ型」です。

「バタフライ型」は塩やブラックペッパーなどのパウダー状の調味料やチーズをかけるのに適しています。

マッシュルーム型

マッシュルーム型

もうひとつのタイプがきのこのように丸い「マッシュルーム型」です。

「マッシュルーム型」はキャラメルやチョコレートなどを絡めるのに適しています。

「バタフライ型」と「マッシュルーム型」の違い

「バタフライ型」も「マッシュルーム型」も同じ爆裂種に属するとうもろこしをそれぞれ炒ったものですが、このように形が変わるのは皮の硬さや種の水分量などから。「バタフライ型」の方の爆裂酒はやや細く、「マッシュルーム型」のほうがスイートコーンに近い形をしています。

あとは名前のとおりで、ポップコーンにしたときに蝶のようになるのが「バタフライ型」、きのこのようになるのが「マッシュルーム型」。

また、ネットではどちらのとうもろこしも手に入れられますが、店頭で売られているものは「バタフライ型」が主流です。家で丸いポップコーンを作りたい場合は、ネットで探すのがおすすめ。

 

今回はポップコーンの「バタフライ型」と「マッシュルーム型」の違いについてお伝えしました。

「ポップコーン」は食べだしたらなかなか止まらないですよね。ポップコーン自体は低カロリーな方の食品ですが、使われている調味料やソースによってカロリーも増えるので注意が必要です。

ぜひ参考にしてみてください。